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電車内で不覚にも泣いてしまった・・・

ミニマリストにはなれないけれど、モノを極力増やさないシンプルな暮らしを心がけています。

お片付け・断捨離・インテリア等を中心に日々の生活を綴っています。

 

土曜日に神田までセミナーに行きました。

その時の電車の中吊り広告に、不覚にも泣いてしまいました。

涙が止まらなかった・・・・

化粧していなかったことが幸いでした。⇚してないんかい!

 

何気に見た広告ですが、是非皆さんにも読んで欲しいと思い引用させていただきます。

 

       f:id:simple-kurashi:20161113122245p:plain

「鉄拳」×「つたえたい、心の手紙」動画紹介

他にもありますのでお時間がある方はご覧ください。

娘から、今は亡き父への手紙「お父さんは愛の人」

 

お父さんは愛でできている。

小さい頃から、そう思いよったよ。

私が小学校の頃、尿検査でおしっこを入れるしょうゆ入れみたいなのの赤いふたが無いって大騒ぎしたことがあったやん。

私がわあわあ泣きよったら、お父さん、「淳子ちゃん、泣かんでよか」ってどっかからコルクを持ってきて、削り削り入れ物に合わせてふたを作ってくれたもんね。なんか妙な形やったけど、おしっこがこぼれんようなちゃんとしたふたやった。次の日一人だけコルクのふたで検尿を出したけど、恥ずかしいやら自慢やら。

優しかったあ。お父さんは。

中学の技術の課題、防犯ブザー覚えとう? 不器用な私は作れるはずもなく、結局お父さんが徹夜で作ってくれたね。

寝ぼけた私は、ブーブー音が鳴る度に、「うるさい!」って文句言いよったらしいね。

朝になって防犯ブザーが出来上がっとうのを見て、ごめんなさいって気持ちでいっぱいやったとよ。

でも、今思えば、お父さんもあんまり器用な方じゃなかったね。評価2やった。

私が離婚を決めたときも、何も言わず何事もなかったように、全て受け入れてくれたね。

親不孝な娘やんね、私。

父親のいない子を産む決心をした時もそう。

穏やかに、いつもと同じ笑顔で私たちを守ってくれた。

それなのに、お父さんの優しさが辛くて、ちゃんとありがとうって言えんかった。

だから、お父さんの認知症が進んで、夜中にトイレに連れて行ったりお尻を拭いてあげたりするようになった時、涙が出るほど嬉しかっとよ。

お父さんは何度も「ごめん」って言いよったけど、私は喜びで胸が震えるほどやった。

やっと恩返しができるっちゃもん。

でも、ほんの短い期間の介護生活の後、病院のベッドで眠り続けて、そして逝ってしまったね。

私になんちゃって介護の思い出を残して。

私の罪悪感を少しでも軽くしようと思ったっちゃろ? お父さん。

どこまでも優しいお父さん。

お父さんは大きな愛の人。

私もお父さんみたいな愛の人になるけんね。

だって、お父さんの愛から生まれて愛で育った娘やもん。

福岡県 樋口淳子 様 48歳

 

 そして鉄拳さんが、とても素敵な動画にしてくれています。

音声も一緒に聞いてください。

 おまけ

いかがでしたか?

これは泣いちゃいますよね。

 

私事ですが・・・

私は姉と二人姉妹です。

子供の頃に、両親は私達姉妹を捨て蒸発しています。

世話になった祖母は既に他界しています。

 

あまり詳しく親友以外に話したことはありません。

やっぱり胸が苦しくなるから・・・

でもそんな苦しい思いを吐き出した時に、隣で大泣きをしていたのが今の夫です。

 

娘が生まれた時も頼りにする親は無く、帰る実家もありませんでした。

姉妹の結束は固く、とても仲良しです。

 

そして親の介護はないと思っていましたが、少し前に両親が現れて再会しました。

まだまだ心の底から許してはいませんが、命があるのも両親がいてこそ・・・

その両親を許さなければ、本当の意味での幸せはない・・・

分かってはいるのですが、まだまだ精進が足りません。

 

いつかそんな日が来るといいな。

この事についてはいつか心の整理がついたら記事にしたいと思います。

それでは~

 

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コメント

コメント一覧 (6件)

  • id:unmako65 さんへ
    コメントありがとうございます!
    動画は鉄拳さんの優しいタッチがなんとも言えなかったです。お時間のある時に一人で見てみてください(^^)v

  • はじめまして。
    読んでいて、不器用な父が作ってくれた「ドーナツ」思い出しました。
    最初で最後の「ドーナツ」でした。
    私は特別養子縁組で今の親の元に来ました。
    血の繋がりがない分、やはり遠慮する部分もあり、あまり父と上手く行ってないのも事実です。
    だけど、観ていて思ったのは血の繋がりではなく心の繋がりなんだと思いました。
    頑固なクソジジイだけど、短い人生喜んで貰えるように私が歩み寄る事を考えます。
    ありがとうございました。
    もう一度父と向き合うチャンスを貰えたような気がします。

  • id:surbox-aff さんへ
    コメントありがとうございます!
    >血の繋がりではなく心の繋がり・・・
    本当にその通りだと思います。
    色々事情があり、思うような人生を歩んでこれなかったと思こともありますが、それもまた自分らしい人生だと思います。
    仮名さんも、お辛い時がありましたね。
    でもそのことがあった上での仮名さんの人生。豊かにするのもしないのも自分の心次第なんでしょうね。歩み寄ろうと思った時点でもう仮名さんは前者ですね。
    まだまだ色々なことがあるかもしれません。
    周りの人に少しでも愛を与えられるようにしたいです。それが自分への愛になるから。自分自身も粗末にせず歩んでいきたい。

  • 鉄拳さんの絵はめちゃくちゃ涙腺刺激してくるので、帰ってきてから見よう・・笑
    私は9年前に蒸発した祖父母と去年再会しました。
    祖父母のおかげで色々な弊害がありましたし、いなくなる以前には祖母に小さな頃から毎日ひどい言葉をかけられていたので、今も心の底から許すことができません。刃物を向けられたこともありました。
    しかし怖いときもあったけど可愛がってもらった思い出もあり、すっかり年老いた祖父母が泣いて私との再会を喜んでくれ、ひ孫を見るのを楽しみにしてくれている姿を見ると、それに応えたいと思ってしまいます。
    なんとも言えない気持ちで接しています。申し訳ないけれど、愛情よりも哀れみかもしれません。もっとできることがあったのに、借金を残し去った祖父母は憎いけれど、苦労も多かったはずです。やっと縛られるものがなくなった今、ゆっくりと和やかな老後を過ごして欲しい。

  • id:hitsujinoikuji  おめぐさんへ
    コメントありがとうございます!
    鉄拳さんの絵は本当に泣けます。
    帰ってから、一人でこっそり見てください。
    おめぐさんも似たような経験があるのですね。
    おめぐさんが仰る通り愛情というより哀れみ・・・私もそうなのかもしれません。
    再開した時も、今も父母の顔を思い出すたびに辛かった時の事が思い出されます。
    もちろん蒸発した父母も苦労はしたと思います。
    頭も真っ白になって、思っていたより小さかった父親を見た時に何とも言えない感情が沸き上がってきました。
    いつか心の底から笑顔で向き合える時が来るのかな~

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