終活・老前整理・生前整理の本当の目的は?


還暦を過ぎた方と、終活の話をすると必ず言われる事。

「捨てることが大事なのよね」

本当に捨てることが目的なのか?

自分自身が暮らしやすいが一番


生前整理・老前整理・終活等とシニア世代には聞きなれた言葉だと思いますが、実は捨てることが目的ではありません。

もちろん、残された家族(遺族)のためでもないと、実は思っています。

以前にもお伝えしましたが・・・。

シニア世代が整理すると、こんなメリットがあります。

「物・お金・事」を整えるメリット
  • 生活がラクになる。
  • 安全に暮らせる。
  • お金の不安がなくなる。

こちらに書きました。



目に見える物だけではなく、継続していた習慣を見直し、暮らしをシンプルにする。
その結果、残された家族の負担が減ると思っています。

自分自身の暮らしが、シンプルで整った暮らしになれば、自ずと家族も助かりますよね。

まずは、生きている自分が一番!

暮らしを整える=自分自身を大事にする

先送りや、間に合わせにせずに、自分自身のための片付けが必要だと思います。

そして、実家の片付けも同じです。

残された子供(私達)のためでなく、いま生活している両親の暮らしが「安全・安心」に暮らせることが一番ですよね。

「大丈夫!実家は片付けられます」を読んで


Little Homeブログのcoyukiさんの本には、そんなご両親の暮らしやすさを追求した実家の片付けが書かれています。

実家は片付けられます

お母様が病気になったのを機に、実家の片付けに着手。

多過ぎる荷物と格闘しながら、どんどん物を減らしていきます。

しかし、それは病気のお母様と、その後一人になったお父様が、

  • いかに、快適に過ごせるか?
  • いかに、安全に過ごせるか?

物を減らすことが目的ではない。
お父様の生活をサポートするcoyukiさんの姿勢に脱帽です。

  • あくまでの親の家であることを忘れない。
  • 家族の思いを優先する。

自分のペースでスタートしがちな実家の片付け。
コミュニケーションを取りながら片付けを進めていくなかで、お父様の本音を知れたり、自分自身の過去の思いも沸いてきたり・・・。

その都度、立ち止まり、考えて、物の整理をしていきます。
その、間が、色々な気持ちの整理をつけるためにもお互い必要でしたよね。

そして、ある物に手を加えて、出費も抑えつつ快適な暮らしへとDIYしていくcoyukiさん。
その腕はプロ並みです。

ご近所だったら、手伝いに行きたかった(笑)
細かな収納は後回しにして、父自身が迷うモノも含めて選んでもらいました。

不要なモノで埋め尽くされていた台所も、これから主となる父にとって必要なものだけにしてみると驚くほど広く安全な場所になりました。
出典:https://toyokeizai.net/articles/-/320656?page=3
お父様がいかに住み慣れた地域で、快適に過ごしていけるか?
coyukiさんの深い愛情を感じました。


私にも父親の家の片付けが待っています。
幸いな事に、貧乏だったので物が少ない(笑)

ある意味、子供孝行か?

coyukiさんの「大丈夫!実家は片付けられます」について書きました。
実家の片付けではなく、DIY本としても十分楽しめる一冊です♡
それでは~

coyukiさんの一冊目の本はこちらです。



削ぎ家事研究室の奈緒さんの本はこちら♬



金子由紀子さんの本も大好き♬



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